世界の文化おぼえがき
師匠の言葉。
「…一つは、南太平洋の美しき『ソロモン諸島』。
そして、もう一つは、ヨーロッパの文化の宝庫「モンテネグロ」(旧ユーゴ)である。(中略)
どちらも、戦乱の悲劇を乗り越えて、新しい時代を開いてきた国である。」
ある90歳の方の投書。
「ソロモン諸島の首都があるガダルカナル島は、私にとって、忘れることができない悲しみの島です。
第2次対戦中、私は招集され、行き先も知らないまま乗船して、赤道を越え、到着したのが、紺青の海に浮かぶガダルカナル島だったのです。
それから半年ほどで、ガダルカナルは、焦土の島と化しました。戦友は次々と銃弾に倒れました。
また、食料もなく、栄養失調のため、マラリア、デング熱で骨と皮ばかりにやせ細った、多くの兵士が亡くなっていきました。
玉砕とは名ばかりの悲惨な"餓死の島"になったのです。私は、わずかの人数の同胞と日本に帰って来ました。」
ある記事より。
「ソロモン諸島は、オーストラリアの北東、パプアニューギニアの東に浮かぶ大小の島々。第2次世界大戦では、日米の激戦地となり、戦争の辛酸を嫌と言うほどなめました。」
「太陽の光は強く、燦々と輝いていたことが印象深く残っています。」
「今回、初訪問して感じたことは、ソロモンの人々はどなたも温かく、優しい心の持ち主であることです。」
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「1978年の独立まではイギリス領だった。民族的にはメラネシア系が多いが、周辺の島々、さらに中国からの移民も入り込んで、多用な文化を作りあげている。
ソロモン諸島で、メラネシア系の伝統的音楽文化として注目されるのが、ポリフォニーを重んじるというその演奏形態である。その代表が、ガダルカナル島やマライタ島で特に発達をみている竹製のパンパイプの合奏である。音域が二~四オクターブにも及ぶ大小のパンパイプを用い、地域により、またアンサンブルのタイプによって、ドローンを加えた各種の編成が組まれ、それぞれに名がつけられている。ソロで演じられることはなく、必ず三パート以上のポリフォニックなアンサンブルとして、途切れることなく吹き鳴らされる。この奏法は声楽にも適用されて、ポリフォニー歌唱が歌われてもいる。」
「南太平洋のメラネシアの地の一角に点在するソロモン諸島は、東南アジアからつながる竹文化圏の東端にあたる。」
(「200CD 民族音楽 世界の音を聴く」、江波戸 昭 著、立風書房、1998年刊)
ソロモン諸島の国歌:
「神よ、我がソロモン諸島を守り給え」 "God Save Our Solomon Islands"
(Wikipedia 「国歌」の項目より)
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チェック:
「私のベートーヴェン・フリーズ ―自分史の中のベートーヴェン―」 諸井 誠 著、マザーアース、2007年7月刊
「ベートーヴェン俯瞰」 諸井 誠 著、マザーアース、2007年10月刊
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